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2008年5月16日 (金)

手紙のひと、その後

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『情熱大陸』のプロデューサーが交代して1ヶ月が経ちました。前職の中野伸二が担当を離れることをお伝えしたポッドキャスティング『プロデューサーからの 手紙』の最終回には、皆さんからもたくさんの反響をいただきました。その中から一つ、ペンネーム・yuuriさんからいただいたコメントをご紹介します。

『情熱大陸』のファンは私を含め本当にたくさんいると思います。放送を見る事ももちろん楽しみでしたが、毎月、中野プロデューサーの手紙を読む事もとても楽しみでした。私はこのコラムのファンでもあった!と声を大にしてお伝えしたいです。

 メディアに対する疑心は常に持っているひねくれ者ですが、コラムを読む度に、「ああ、よかった、まだ信じられる気がする」と感じました。本物を求めている人が作っている番組なのだと。「番組を作る上で『感動を与える』という表現は変ではないか」と書いていらっしゃいましたが、インスピレーションだったり、自分自身への問いかけの機会だったり。まさに、情熱や真摯なものを毎回受け取っていました。

 2年と3ヶ月のコラムの執筆、そして10年間(のプロデューサー業)、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。これからも本物を強く欲し続けていて下さい。

 温かいメッセージをいただいたyuuriさん、ありがとうございました。

 そもそも、このコーナーのきっかけは、2002年に『情熱大陸・葉加瀬太郎セレクション』というCDを出した時にありました。そのアルバムにプロデューサーが寄せたコメントに、何とも温かみがあったのです。以来、ある時は社内報の記事として、またある時はライブイベントの挨拶文として、機会があるごとにプロデューサーが『情熱大陸』について書いているのを見て、2年前に番組でポッドキャスティングを始める際に、思い切って連載を依頼したのでした。

 その時には「好きなことを書きたいので、テーマは縛らないでね」なんてぶっきらぼうに話していましたが、いざ蓋を開けてみると、その話は、いつも、どこかで番組作りの真髄とつながっていました。番組の作り手が、テレビとは違うチャンネルを通じて直接話しかけるのを、毎回、楽しみにしていただいた方も多かったようです。

 中野自身、いまも元気で仕事をしています。昨日も、オフィスの片隅で隠れるようにして本を読んでいました。その前に見かけた時には、後輩が『情熱大陸』の編集に頭を悩ませている隣で、イベント用のビデオを自ら編集していました。ん?それって、果たして仕事なのかな。まあ、テレビ局員の仕事なんて、普通の人から見ればあまり仕事っぽくは見えないものですけれど。

 そして実は、『情熱大陸』のスタッフロールには『編成』の肩書きで、現在も中野伸二の名前がクレジットされています。DVDの発売や、ライブイベントの展開など、テレビの放送だけにとどまらない番組全体を大きな動きにまとめ上げていく。それが中野の現在の仕事、のようです。

 これまで『情熱大陸』のサイト以外にも、番組についてのインタビューや他局のテレビマンとの対談に応じることも何度かあったようですから、今後もどこかで中野の話が皆さんに届く機会もあるしれません。もちろん、編成マンとして面白い番組を皆さんにお届けするのが今の彼の仕事ですから、彼の担当する番組をご覧いただくことも、忘れないでやってくださいね。

▼中野伸二インタビュー記事

制作者と視聴者の架け橋テレビコから引用

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5月 16, 2008 みんなの情熱大陸 |

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