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2007年7月13日 (金)

情熱大陸コミュニティから



 『ミクシー』『グリー』『マイスペース』に『セカンドライフ』――。

 インターネットでは今、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)と呼ばれるコミュニティ・サービスが花盛りです。ネットの上で趣味を同じく する人同士が知り合い、意見を交換するための同好会のようなスペースとでもいえばいいのでしょうか。もちろん『情熱大陸』に関するコミュニティもあちこち のSNSの中に開設されているようです。

 そんな中、先日、あるSNSの『情熱大陸』コミュニティの管理者の方からメールをいただきました。このコミュニティへの参加者はなんと2万人以上。ここで「最近の放送でどれが面白かったか」という投票をやってみた結果をお知らせしてくださったのです。

 こんな企画は番組のホームページではまず無理です。もちろん番組は人間が作るものですから、スタッフが「うまく出来たな」と満足する日もあるでしょうし、「至らないところがあったな」と反省する日もあるはずです。いずれの放送も均一のクオリティで濃淡がない、というのも不自然な話です。しかし、だからといって毎回の放送にランクをつけてしまったりすると、せっかく取材を受けていただいた皆さんにまで順位付けをしているようで申し訳ありませんからね。番組サイドからホームページ上で投票を呼びかけるなんてことはまずないでしょう。

 でも、視聴者の皆さんがあれやこれやと議論したい気持ちはすごくよく判るのです。「あの時のほうが面白かったよ」「その人のことはよく覚えてるなあ」そんな会話をすること自体が楽しいんですよね。

 自分と同じ意見の人はどれほどいるのか、他人はどんな感想を持ったのか。そんな情報を持ち寄って交換しあう楽しみは、実は、お茶の間や教室から井戸端会議に至るまで、おそらくは世の中にテレビが登場したその日から、いたるところで繰り返されてきた「テレビの楽しみ方の基本」。それが時間と場所を越える楽しみにまで進化したのが、コミュニティ・サービスとも言えるかもしれませんね。

 気になる投票結果のほうは皆さんご自分で確認していただきたいのですが(だって、ここでは言いにくいですから)、意外と票が割れて特定の人に人気が集中することはなかったようです。

 『情熱大陸』は毎週さまざまな人が登場する番組であると同時に、テレビを見ている人たちの価値観もまた同じようにさまざまで、どんなジャンルの人であってもそれぞれ支持する人が存在しているのはとても面白い結果でした。貴重な投票結果をご連絡いただきありがとうございました。

 いろんな人が『情熱大陸』に登場して、いろんな人が『情熱大陸』を見ている。そう考えると『情熱大陸』というのは、いちテレビ番組のタイトルではなくって、いま私たちが生きているこの社会そのものの呼び方のようにも聞こえますね。

 さきほどの『どの放送が面白かったか』投票ですが、今後も2ヶ月に一度のペースで行われるようです。このコミュニティに入ってらっしゃる方は一度参加してみてはいかがですか。

 できれば、『情熱大陸』の中で誰が一番なのかを決めるためにではなくって、自分はどんな人が好きで、みんなはどんな人がどんな風に好きなのかを考えながら、自分もまた同じ大陸の上に暮らしていることを確認するために――ね。

MP3ファイルをダウンロード

▼ご紹介したSNSサービス内のコミュニティ
mixi:『情熱大陸』コミュニティ
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7月 13, 2007 みんなの情熱大陸 |

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